初めての転勤で不安だらけだった私が3ヶ月経て考え方が180度変わった話②
この記事は、後編となります。
前編はネガティブモード全開でしたが、
後編はポジティブ思考にどのようにして切り替えたか、
私なりの考え方をお伝えしていきます。
今、もし転勤による転職で悩まれている方がいらっしゃいましたら、
こんな風に考える人もいるんだなー。程度に、気軽に見ていただければと思います。
そして少しでも前向きになれるきっかけになれたら、飛んで喜びます(´ー`)
*ポジティブに思考を変えられたポイントをまとめてみました。
- 問題点をすり替えてしまっていたことに気づけたから。
→仕事が続けれなかったのは自分の今までのキャリアが
会社を変えると通用しなかったことが問題だった。
『転勤族の妻』であることが問題ではない。 - 『会社に雇われる』ことしか考えておらず、
『自分で仕事を作り出す』という発想に至らなかったから。
→視野が広くなり、選択肢が増えたことで心が楽になった。
この2点に気づけてから、自分でも驚く程に気持ちが軽くなり
前向きに今後のことを考えられるようになりました(´ー`)
*問題点に気付き、自分なりに考えをまとめた2ヶ月
面接に落ちた後、私はすぐに他の仕事を探そうと転職サイトを見ては、
今後の人生を考え、の繰り返しでした。
それなりにやりがいはあったけど、会社が変わるとなると
活かせる仕事があるのか。このまま同業界に居たいのか。
心の中はずっとモヤモヤしたままでした。
なかなか気になる仕事がなく、途方に暮れいたそんな時、
夫に言われた一言で今まで凝り固まっていた私の考え方が変わりました。
「これから先も転勤はあるし、家でできる仕事を考えてみるのはどう?
稼ぐまでに時間がかかったとしても、その方がこれから先も続けやすいと思うよ。」
なるほど。その発想は全くありませんでした。
私はかなり安定思考なので、冒険することが苦手です。
今まで働いてきた会社もそれなりの大手で、
”アグレッシブなイメージの強いベンチャー企業は向いていない”と思っていました。
ましてや、自分で何か仕事を始めることなんて考えても無かったのです。
最初は戸惑い、すんなりと受け止めることはできませんでした。
頭がついていかず、夫への少しの抵抗で
「そんな簡単に言われても。」とチクリと言ったのを覚えてます。
それにもめげず、夫からさらに一言。
「本当は俺がやりたいところやけど、今仕事辞めるわけにも行かんし、
どっちかがサラリーマンで会社に属してる方が生活が安定するやろ?
サポートはするから協力して考えよう。」と。
夫の気持ちを初めて知り、少し気持ちが動きました。
そこで、私なりに『家で出来る仕事を作り出す』ことの
メリット・デメリットを考えました。
*メリット
- 転勤を気にしなくて良い
- 妊娠のタイミングを気にしなくて良い
- 家事をする時間も自分の裁量で作り出せる
*デメリット
- 自分で仕事を見つけるのは簡単じゃない
- 成功するかも分からない
- 稼げるまで時間がかかる
それぞれ書き出してみると、答えを出すのは簡単でした。
が、先ほどお伝えしたように私は冒険が苦手なタイプです。
自分で考えて納得するまでに2ヶ月かかりました。
『よし、自分で出来る仕事を考えてみよう!』
まず、メリットにあげた『転勤・妊娠のタイミングを気にしなくて良い』ことが
私がずっと気にしていたことだったんだ!と気付けました。
問題点をやっと見つけたのです。
デメリットももちろんたくさんありますが、
夫が今まで通り会社員として働いてくれている間は
稼ぎは気にしなくても生活はできるので、失敗しても差し支えないと分かりました。
とはいえ、今まで2馬力だったので、月の収入は半分になってしまいました。
しかし、専業主婦になってからは、出費がかなり減ったので特に問題はありません。
今までは頭の中で“ぐるぐる”と考えを巡らせるだけで、
具体的な問題点も分からないまま、お金の不安を覚えていました。
実際に収入と出費を書き出してみると問題ないことが分かりました。
*前向きに考えるようになって過ごした1ヶ月
自分に何が出来るかを考えた出した時、もう一つの問題点に気付きました。
『転勤族だから仕事を続けづらい』はただの言い訳でした。
今までそれを理由にしていただけで、本当は自分のキャリアが無かっただけ。
やりたい仕事が無かっただけ。
それに気付きたくなくて理由を作っていたのです。
自分にできることはすごく限られてしまっていることにも気付き、
無能な自分に悲しくもなりましたが、
『これから何ができるだろう』とこれからのことを考えると楽しくもありました。
今はまだスタートを切れていませんが、
自分ができることを考え、準備を進めているところです。
成功するか、失敗するかは誰にも分かりません。
ただ、『失敗したとしても何も支障はない』と思うと
『やるしかない!』と思えるまでに前向きになれました。
問題はまだ解決していませんが、
『問題点が見つかった』だけでも改善に向かって考えることができ
とても晴れやかに毎日過ごせている今です。
私は今まで、”働く女性に強い憧れ”があり
『バリバリと働いている女性がカッコいい!』
『専業主婦よりも外に働きに出たい!』という気持ちが強かったのです。
この気持ちが自分の考え方を凝り固めていたことに気付き
『それだけが理想の女性ではない』と思えるようになりました。
もちろん、キャリアウーマンも専業主婦
どちらが良いとかそんなことではありません。
自分が実際に専業主婦なってみて、
専業主婦の大変さや孤独感を知ることができました。
立派に専業主婦をされている方は本当に素敵です。
凝り固まっていた考えがどんどん緩く、柔らかく、変わっていくと
自分を認めることができて気持ちが楽になりました。
*まとめ
私はまだ成長過程ですが、今悩まれている方に少しでも
勇気を与えられたらと思ってこの記事を書きました。
もちろん、これは私の自分なりの考え方の一つに過ぎません。
こんなに熱意を持っている今の私も、
働きたい会社が見つかれば就職するかもしれません。
『時代の流れ、私たちの生活スタイルに合わせて仕事を選べる』
そんな選択肢の増やし方があることに今回の転勤で気付けました。
転勤では失うことばかりではなく、得るものもたくさんあります。
これからも転勤を楽しむ『転妻』として発信していきますので、
是非、ご覧いただければと思います。
ご覧いただきありがとうございました。